さて。今回は真面目に資格試験のお話〜。
プロフィールを観てくださった方はご存知かと思いますが、筆者は現役の電気工事士でして。
とは言ってもまだ入社4年目のペーペーなわけで。
さらに、数字が大の苦手。小学生の頃から、他の科目は平均点以上取れていたのに算数だけ赤点。
当時は認知度が低く、理解してもらえませんでしたが
恐らくディスカリキュリアという学習障害の一種かと。(診断は受けてない)
そんな筆者でも一種受かったよー
ということで、計算問題は一切無視して学科試験に82点で合格した※合格ラインは60点
その勉強法をご紹介していこうと思います。
ちなみに二種は工業高校時代に学校で取ったのでもう忘れましたw
試験6ヶ月前
とりあえずテキストを買った。
何種類かあるテキストの中から一番読みやすそうなのを選んだ。「第一種電気工事士 筆記 テキスト」とかで検索して評価も高かったのでこれに決めた。
パラパラーっとページをめくる程度の流し読み。受かる気はしなかった。
試験4ヶ月前
地頭が良くないのでそろそろ取りかからないと受からないな〜と思い、電気技術者試験センターの過去問を当てずっぽうで解いてみる。
何も勉強していないのだから当然点は取れないが、出題傾向がわかり、現時点での実力も含め、後々役に立つこととなる。
試験3ヶ月前
過去問集を買う。
これは絶対に買うべき。これが一番役に立った。
この問題集が無かったら受かってなかったと言っても過言ではない。
難しい理屈は考えず、クイズだと思ってひたすら解くだけ。
試験問題は過去問の寄せ集め。多少言い回しが変えてある程度のもので、基本的には過去問からしか出ない。
場合によっては見たことも聞いたこともない「知らんがな」な問題が突如出題されることがあるが(筆者が受けた時がそうだった)出ても1問なのでそんなのはシカト。
でだ、ここで最初に買ったテキストが役に立つ時が来る。
冒頭で紹介した、すぃ〜っと合格テキストに付いている丸暗記ボード
この丸暗記ボードには高圧受電設備の単線結線図と複線結線図が載っているが、覚えるのは単線結線図だけでいい。
これをとにかく描き写す。
丸暗記ボードはその名の通り、紙の表面にビニール加工が施してありホワイトボードマーカーで何度も描き消しできるようになっているのだが、図が細かいのでマーカーでなぞるよりは、鉛筆やシャープペンで別紙に描き写す方が描きやすさ的にも見やすさ的にも絶対にいい。
この描き写しの目的は、図を丸暗記するだけのためなので、裏紙なり何なり適当な紙に描いてその場で捨てても構わないからとにかく惜しげなく何度も描き写すこと!
毎日寝る前に1回描いたら無駄なく記憶が定着しやすいで。
ちなみに、この単線結線図を丸暗記する理由は
試験で、図の一部を隠してそこに何の記号が入るかを問う問題が必ずと言っていいほど出題されるからだ。
図中のどの部分を問われるかは毎回変わるので丸暗記だと何がきても対応できる。
試験2ヶ月前
何も勉強していない頃に当てずっぽうで試した電気技術者試験センターの過去問を真面目に解いてみる。
ここでかなり解けるようになっていることに驚くはずだ。
答え合わせの後、解らなかった問題をテキストや過去問集で確認。
その上で間違えそうな問題には過去問集に付箋を貼る。
ド忘れしそうな問題とか付箋貼っといたら試験当日も直前までパッと確認しやすいで。
試験1ヶ月前
せっかく覚えた過去問も結線図も、やらないとあっという間に忘れる。
覚えるまでは毎日やって、定着したら2日に1回とか、3日に1回とか頻度を減らしてもいいので忘れないように記憶に残し続けること!
そのために「俺の電工1種-第一種電気工事士筆記試験アプリ」というスマホアプリをインストールした。
これを通勤電車内や、寝る前にベッドに寝っ転がってやった。
試験当日
過去問集の答えは全て(計算以外)暗記したし余裕だなと思いつつ、試験開始ギリギリまで確認w
不安な問題に貼った付箋が役に立った。
あとはいつも通りやればOK!
計算問題も数字そのまま出たりするので、適当に見覚えのある式や数字選んでおくと割と当たったりするから、解らなくても必ず回答はするように!
健闘を祈る!
この方法で理屈覚えずに受かったら、後々会社で上司に「一種受かったくせにそんなこともわからんのか!」と怒られたりイジられたりするねんけど、受かったもん勝ちやから気にせんでええわw
以上、にがうり的「第一種電気工事士学科試験」勉強方法のご紹介でした。
ではまた!
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